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GOD_SPEED_YOU

ゲームの感想など

鉄血のオルフェンズ17話「クーデリアの決意」の感想

2/1更新

 

 

今回のポイント

ギャラルホルンの攻勢

・クーデリアの決意

・クーデリアのスピーチ

 

 

ギャラルホルンの攻勢

 ドルト3での組合の反乱が半ば虐殺のようなかたちで終息したことで、交渉の可能性は完全に消えた。組合リーダーのナボナの死も伝えられ、もはや過激派を止めることは叶わぬようだ。

 ドルト1~5で一斉に武装蜂起が起き、コロニー内のMS格納ハッチなどが襲われる。モビルスーツ盗難はガンダムシリーズ定番だとはいえ、あまりにもセキュリティが甘すぎる。

 しかしこれはギャラルホルンの罠だった。(釣られたー)武装やスラスターに細工がされていて、兵器の体をなしてはいない。まさしく動く棺桶。

 

 迎撃ではなく虐殺だ。

 ガエリオはこのやり方に憤慨し、この腐ったギャラルホルンを(マクギリスと)改革する必要性を再確認する。

 

 

クーデリアの決意

 鉄華団はこの一方的な虐殺に介入するかどうかで揺れ動く。テイワズに迷惑はかけられないが、黙ってみているわけにはいかない。

 

 背中を押したのはクーデリアだった。ここまで来て逃げるわけにはいかないと強い意思をみせ、それが参戦する理由となった。これは過去のスラム訪問と重なっている。乞食に怖気づいて逃げ出した過去の私ではないんだと。

 またクーデリアは、革命の歴史の本に載っていた絵のような希望になりたいとハッキリ言った。戦争の渦中に身を置くことを決意した瞬間だった。

 

 ナゼはテイワズとの関係の深さから参戦を見送るも鉄華団を止めはしない。ギャラルホルンアリアンロッドの大艦隊)vs鉄華団というあまりにも無茶な戦闘の始まりである。

 

 

クーデリアのスピーチ

 当局から報道規制を受けたテレビクルーはドルト3からイサリビへ向かう途中の鉄華団と、その後ろに続くクーデリアをみた。今回の反乱の報道規制に納得していない彼らにとって、彼女は衝突現場にいた貴重な生存者だった。

 

 取材申し込みを受けたクーデリアは身元を明かし、同行を許可する。危険な行為であったが、報道スタッフ専用のハッチを使えば港が閉鎖されていてもコロニーから脱出できるので好都合だった。

 

 イサリビに戻ってからはすぐに戦闘が始まる。個々の戦闘では圧倒するも、近づいてくるアリアンロッドの大艦隊には敵いそうにない。

 

 そんな絶望的な状況でクーデリアはスピーチを始める。 まるでシャアのダカールでの演説のよう。スピーチはテレビクルーのカメラを通して多くの人に届いていた。いつもなら、監視している当局によって、報道は情報操作されているはずだが、予めノブリスに話を通して当局の干渉を受けないようになっていたのだ。(ノブリスは面白がってクーデリアの要求を受け入れた)

 

はたして何を語るのか、そして大艦隊を前に効果はあるのか?といったところでオシマイ。

 

 

その他

キマリス

 ガンダムキマリスが17話にしてようやく初戦闘。搭乗するのはガエリオ・ボードウィン。第1話から「でるよでるよ」と言わんばかりに公式サイトに載っていましたから、とうとう来たか、といった感じです。

 

 キマリスの基本性能は同じガンダムフレームであるバルバトスやグシオンと大きく変わりはないはずです。しかしこれらは300年前の厄災祭のときに作られた機体ですので、現代戦に適応させるため改良する必要があるようです。その改良の差が最終的な機体性能の差につながります。ガエリオはギャラルホルンの、さらにセブンスターズのボードウィン家ですから、技術力も改良に欠ける金額も鉄華団のはるか上をいっているはずです。(ただしバルバトスにはテイワズの全力が詰まっている)

 

 そのキマリスは圧倒的機動力によってミカヅキのバルバトスを翻弄しましたが、アキヒロのグシオンリベイクが参戦し1対2の数的不利になると、さすがに劣勢になり、あやうく直撃を食らう寸前までいきました。

 

 このことから、バルバトスとグシオンリベイクの連携はキマリスを上回る性能であることがわかります。2機の連携がキマリスを上回るということは、ギャラルホルンの権力者が全力を投じた機体に対応し得る機体だということです。拡張感覚、アラヤシキシステムがいかに優れているかという証左でしょう。バルバトスに関しては、ミカヅキ用のチューンアップがアラヤシキに施されていて、普通のアラヤシキ使いでは気絶するほどの情報量がパイロットに流れ込みます。

 

ガンダムフレームの秘密

 キマリスが出撃し、ガンダムフレームに関する新たな情報がガエリオとマクギリスの口から聞けました。

 ガンダムフレームは300年前の厄災祭のときに作られ72機存在する(参考:公式サイト)が、300年も経ったことで兵器としての価値はそれほどでもないようで、CGSや海賊が拾って使ってるくらいである。

 しかし本来はギャラルホルンの象徴として世界を守った歴史的価値の高い機体であり、キマリスもボードウィン家が大事に保管していた機体(ガエリオ曰く骨董品)だった。

 一方で海賊が使っていて、一方ではセブンスターズの一家が大事にしている。この差がどこから生じているのかは現時点では不明だ。OPに出てくるマクギリスの機体もファリド家が代々保管していた骨董品かもしれない。

 

感想

 端的にいうと、ありきたりでした。良い言い方をすると王道展開。

 

 登場人物の心理をもっと知りたいという思いがさらに強まりました。すべてをいちいち描写する作品は嫌いですが、省きすぎても味気がありません。

 

 今回はサブタイトルにもなっているように「クーデリアの決意」、つまりクーデリアの変化がテーマとなっていると思っていました。

 クーデリアはフミタンの死の影響ではじめは放心状態なのですが、戦う決心をします。戦う理由は納得できるものでしたが、立ち直りの早さには違和感がありました。これまでも頻繁にナーバスな顔をみせていたのに、過去最高クラスの悲しい出来事をそう簡単に乗り越えるのは都合が良すぎると思ったからです。まあ、それだけ強い決心だということでしょうが。

 すごくあっさりとした感じ。カレー待っていたらお粥がでてきたようなもん。放心していた人が急に強気になったので、気が触れたようにもみえた。理解できるけど納得できない。フミタンの死から一番立ち直れていないのは私かもしれない。

 

 一方ミカヅキは、クーデリアの立ち直りの早さに感心すると同時に苛立ちを覚える。「俺も…」というセリフがあるように、この苛立ちは自分に向けられたものだ。クーデリアのように変われるだろうか、もしくは立ち上がれるだろうかという願望と現実の不一致が苛立ちを生みだしているのだろう。

 

 ここにきて、テイワズ代表マクマードの存在感が高まっています。というか、ノブリスの株が大暴落です。クーデリアを然るべき場所で殺せなかったことで、もう彼女への興味を失ったかのようです。詰めの甘さと無駄な露出シーンで私の中ではネタキャラになりつつあります。

 

 マクギリスの言っていた情報協力者のちょび髭ってマクマードのことかもしれませんね。それだったら鉄華団の動きを逐一把握していたことも納得できます。ただ問題はマクマードの髭がどうみても「ちょび」じゃない件。鼻の幅程度の髭がちょび髭とされるらしい。ただの言葉のあやかもしれないが…。