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ゲームの感想など

鉄血のオルフェンズ26話「新しい血」の感想

鉄血のオルフェンズ

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 「ザ・一話」だった。主人公が颯爽と登場して無双して終わるというね。

 一期の終わりから多少経過していて、それを今からかく。

 

世界情勢

 まずギャラルホルン。腐敗を暴かれ世界的信用を失ったことで、各地で彼らへの反発が生まれ治安が悪化。その治安の悪化がさらにギャラルホルンの「治安を守れない組織」の評価につながる悪循環。

 これまで軍事技術を独占するなどして一強体制を築いていたギャラルホルンへの信頼が揺らいだことで、各国で独自の軍拡が始まる。その際に、先の鉄華団の活躍により少年兵の有用性が評価されたことで、各地で子どもたちが戦場に投入されるように。その流れでヒューマンデブリも増加。MSも再評価され、大戦期のMSの回収と復元が行われるようになった(敵側にアラヤシキがでるかも?)。

 つまり子どもたちを救うために立ち上がったクーデリアの意思とは真逆に世界が変わっていった。

 

 

鉄華団

 鉄華団は大きく名を上げ、本業のビジネス(警備会社)も好調で規模が拡大。軍拡競争の流れで、アーブラウ代表である東護ノ介とのコネからかアーブラウ正規軍の軍事顧問となり、地球支部を開設。

 団長であるオルガは今では大企業の社長であり現場からは離れている。代わりに現場を取り仕切るのは副団長のユージン。実際に戦場に立つ実働隊隊長と新人教育を兼ねるのは死亡フラグを乗り越えたシノ。自身のMS部隊に「流星隊」とネーミングするが部下たちの反応はイマイチ。

 ミカヅキはアラヤシキのオーバークロック?の後遺症を残したままで、右目と右腕の感覚を持たない。しかしアラヤシキ状態(MS搭乗時)には感覚が戻る。このとき、生気を失った右目の光が戻る描写があり、これがこれからのお約束になるかも。また戦いぶりから「悪魔」と呼ばれるようになったが、そのことを本人がどう思っているのかは分からない。

 

新しい血

 鉄華団の規模が拡大したことで、CGS時代を知らない新人が多く入団した。彼らはCGSの暗部も、アラヤシキも、実戦も知らない。それでも危険な職場に自ら志願してくるほどに血気盛んな男たちである。

 中でも特別にフォーカスされているのが「ハッシュ・ミディ」というキャラクター。ラノベ主人公のような冴えない容姿であるのに、例に漏れず血気盛んで、ミカヅキに対してライバル意識のような執着心を持っている。主役級の立ち位置かなと。

 サブタイトルでわざわざ強調するくらいなのだから、二期では彼らの影響力が高まるのだろう。

 

テイワズ

 鉄華団の後ろ盾として地味な存在だったテイワズだが、二期では重要な存在になっていくかもしれない。不安定化する世界で軍需産業を担うテイワズの影響力は高まっていくだろう。

 名が売れた鉄華団を直系団体にして繋がりを強化した。さらに新型MSの安売り、バルバトス、グシオンの改修などを提供する。また、クーデリアがアーブラウ代表との交渉で手に入れたハーフメタル利権の恩恵を受けている。

 

クーデリア

 火星帰還後にハーフメタル流通に携わるアドモス商会を設立。後ろ盾はテイワズ、主な取引相手もテイワズである。火星全土での独立のための活動、それ以外にも、鉄華団との協力で孤児院の設立も行った。孤児院はビスケットのお祖母ちゃんのサクラ農園の敷地内に建てられ、ビスケットの双子の妹も入居している。

 名を上げたことで、寄ってくる者もいれば、嫌う者もいる。二期ではこのクーデリアをよく思わない者との対決が主軸になると思う。

 今回訪ねてきたのはギョージャンという男。彼は今や風前の灯である活動家団体テラリベリオニス?を率いる自称思想家の代表である。彼はクーデリアも自分の一派だと(そうなるよう)主張する。それに対しクーデリアは「口だけで動ける時代ではない」と拒否をする。

 この対応に腹を立てたギョージャンは、ある男(おそらく海賊)に連絡をする…。

 

ギャラルホルン

 セブンスターズ会議場にセブンスターズ全員が集合していた。一期でイシュー(カルタ)家が滅亡したのでそれを除いてファリド家ボードウィン家エリオン家クジャン家バクラザン家ファルク家(赤が反マクギリス派)の当主6人ですね。ロリ娘を提供し家族ぐるみで仲のいいボードウィン家はともかく、バクラザン家ファルク家はまだ未知数。今回見る限り好意的だったけども。

 エリオン家クジャン家は明確に反マクギリスの姿勢をみせている。うちエリオン家ラスタル・エリオンは反マクギリスの旗頭として大物感があり、イオク・クジャンはそれに平伏している様子だった。また、放送開始前にNT系と予想していたジュリエッタと名乗る少女はエリオン側の人間だった。見た目は不思議系だけど、言動はNTとはまたちょっと違う雰囲気。

 

 一連の騒動でごちゃごちゃした各国との関係を再編したことを評価されたことで、マクギリスは新司令に任命されていた。その評価については上の赤と青の陣容のとおりである。

 マクギリスが言うには、自らの査察によって火星支部の汚職が明らかになり、それを告発したことで弱体化してしまい、周辺の治安が悪化し海賊組織*1が跳梁するようになってしまったという。その尻拭いは種をまいた自分の責任で、地球外縁軌道統制統合艦隊(かつてお荷物と呼ばれたカルタの軍)で圏外圏に出張するという。

 それに対しイオクが猛反対するも、ラスタルがそれを制止し、マクギリスの挑戦を受ける覚悟をする。ラスタルは月外縁軌道統合艦隊アリアンロッドの司令であるのだ。つまりこれは、今まで棲み分けがなされていたギャラルホルン内の秩序に挑戦したマクギリスとラスタルの権力闘争の始まりである。

 マクギリスが言うには火星の臨時司令はマクギリスが監査官のときに指名した人間というが、これは…。

 

襲撃

 ハッシュら新団員の初めての仕事は、アドモス商会のハーフメタル採掘場を見学するお偉いさんたちとクーデリアの護衛任務だった。暇してる彼らがちょうどいいフラグを立てた直後に海賊からの襲撃を受け戦闘が始まる。MWで戦う新入団員たちはMSまで投入してくる相手に圧倒されるも、既存メンバーの活躍、そして最後は我らがミカヅキさんが新機体*2に乗って颯爽と現れ…いつものアレで…。

 

 

 感想

 一話に被せてきたのかな?襲撃とミカヅキ無双。

 初実戦で激しさに圧倒される新入団員と、彼らより年下で実戦慣れをしている元CGSメンバーとの対比が面白かった。こんな感じで調子乗ってる彼らがどんどん沈んでいく展開になるのかな。

 

 今回戦ったのは夜明けの地平線団という海賊で、艦艇10隻。構成員2500というテイワズも手を焼く大規模な組織。名前からして思想に染まった反政府ゲリラっぽい。自称思想家のアイツの要請で動いたのだから実際そうなんだろう。しかし反政府ゲリラならクーデリアの味方なわけで、ちょっと理解できないね。すぐに明らかになるだろう。

 

 放送開始前に監督とシリーズ構成の対談がやってたんだけど、

岡田 「オルフェンズ」は群像劇なので、キャラクター1人ひとりの出番は少ないかもしれないですが、みんな付き合いが長くなってきた子たちなので、彼らに対しての思い入れはスタッフそれぞれにもありますし、その思いは声優さんたちからも感じます。そして、これまで観てくださっていた方からも。第2期から観ていただく方々にも、この子たちのことをそこにいる人のように、友達のように思っていただけたらいいな、と思っています。

長井 テーマ性を深く考えている話ではなく、ただキャラクターのあるべき姿を描いていくような作品なので、みなさんも彼らの進む道を一緒に追いかけていただけたらと。彼らなりに精一杯生きているので、皆さんにも応援してもらえたらうれしいです。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」特集 長井龍雪監督×シリーズ構成・岡田麿里 対談 (4/4) - コミックナタリー Power Push

  この作品にテーマとかは特にないらしい。鉄華団の彼らがどうなっていくのかキャラクターを追いかけていってほしいとのこと。ハマる人とハマらない人がいる理由がわかった気がする。

 

 あまり深刻に考えず気楽にみたほうがいいかしら。

 

 

*1:夜明けの地平線団

*2:バルバトスルプス