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鉄血のオルフェンズ33話「火星の王」の感想

第33話「火星の王」

鉄血のオルフェンズの感想

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王って、そういうことかよ!

 

前回のあらすじ

 ラスタル&ガラウの策略にハマった鉄華団地球支部。本部からの救援によって状況は打破されるも、多数の犠牲者をだし、団員の心に大きな傷を残した。一方、ミカヅキのバルバトスに窮地を救われたマクギリスは「アグニカ・カイエル」の伝説を思い出していた。

 

──あれから1ヶ月。

 

ギャラルホルン

 セブンスターズ会議場。ラスタルを筆頭とする反マクギリス派は、マクギリスに対する批判の声を高めていた。初の経済圏同士の戦争の勃発を許し、しかもそれを長引かせたからだ。一方のマクギリス派は、謎の男(ガラン)の暗躍があったことを挙げて反論する。
 その会議のあとに鉢合わせたラスタルとマクギリス。犬猿の仲の2人、いったいいつからこんな関係になったのか。

 

マクギリスの過去

 ラスタルが最初に会ったのはマクギリスが少年のときだった。養子を紹介したいというイグナリオ(マクギリスの養父)に連れられてラスタルの家にやってきた。その少年は、1人ベンチに腰掛け、冷たい表情で紙の本(鳥の図鑑)を読んでいた。服の隙間からは虐待の痕がみられた。ラスタルは不憫に思ったのか、なにか欲しいものはないかと尋ねると、少年は「バエル(悪魔)」と答えた。
 マクギリスの野望。間違いなく、私怨があった。だけどそれだけじゃない。ラスタルでさえも分からない。最大の謎は、血の繋がりがないのに名家に迎え入れられたという事実。マクギリスはいかに特別な人間だったのか。

 

鉄華団

 特にダメージが大きかったのは、アストンを弟に重ねていたアキヒロ、妹共々の関係だったタカキ。特にタカキは、次々に明らかになる地球支部の惨状にも心を痛め、すっかり意気消沈していた。そこへ、モンターク(マクギリス)がある話をしにやって来た。

 

火星の王

 今回の件について、謝意を表するのと同時に、裏でラスタルが暗躍していたというマクギリス。そこで、今度はこちらからラスタルに打って出るべきだと主張する。その見返りにマクギリスが鉄華団に提供するのが、ギャラルホルン火星支部の権限だという。火星の支配権を得るということは「火星の王」になるということだ。
 もはや大企業なんてレベルではない。親組織のテイワズと同等かそれ以上になり、ギクシャクすることが予想され、また、各経済圏とも新たな軋轢を生むことになりかねない。

 自分たちの居場所をつくるため…。そう言って前向きに考える団員たち。そんな中で地球に帰る場所を見つけたタカキは退団することになった。

 

感想

 「火星の王」というものだから、前回名前がでたアグニカに関する伝記的な話かなと思ったんだけどな。まさか、鉄華団が王になる話とは。予想の斜め上でした。
 タカキに優しい団員たちに泣けた。泣いてないけど。ミカヅキの突き放す態度には正直驚いたけど、不器用な表現だというフォローがあってよかった。鉄華団のことをスッパリ忘れて、静かに暮らして欲しいということだったんだね。
 マクギリスの過去も少し明らかになりました。といっても新事実は虐待痕くらいだったけど。ちなみに少年マクギリスが欲した「バエル」は、来年3月にガンプラ発売されます。時期的にラスボス、んで今回の話によってマクギリス機だというのが確定。やはり共闘路線はいずれ破綻する。
 次回はヴィダールの話になる。今回のジュリエッタとの掛け合いは面白かった。もっとこう、シリアスに振り切れているのかと思ってたけど、ジュリエッタをおちょくる気さくなところは健在の模様。