GOD_SPEED_YOU

ゲームの感想など

ケモフレみた

鉄血も終わってブログで書くことがなくなってしまったな。

 

 鉄血で思い出したが最近すっかりアニメを観なくなった。今期?は5分枠の信長の忍びだけ。テンポよく、話もよく進むので飽きがこない。サクラクエストも観てたけど途中見逃してあぁもういいやって切った。前期もそんな感じ。これを観た!というものはない。話題になったケモフレは1話で切ったが、その後のあまりの盛り上がりに興味を惹かれて本放送終了後のニコ生一挙放送で完走した。一挙放送視聴前は、所詮ブーム、一過性のものでいずれ収まるだろうと冷ややかにブームを見ていた。それでも観ないことには作品は語れないというのと、今観なければ今度いつ一挙放送があるかわからないということが観る理由になった。

 

 で、月並みの感想だけど、いい出来だなというのが第一にある。冒頭数話で抱いたクオリティの期待値を下回ることがなかった。それどころか徐々にダークな世界観が姿を現してきて、それがいいスパイスとなって味わいがいっそう増した。汎用性の高い定型句だけではなく、考察もできるというのが盛り上がった一要因なのだろうね。

 

 バイアスなしで観た初見(1話)は、教育テレビ的な内容で大人が観るもんじゃないなと思った。それは「知能指数が下がる」みたいなスラングにもあるように、ガキの戯れって感じで語るに及ばず。最初はそれを受け入れがたかったけど、一歩引いてみることで解決された。園児Aと園児Bが話をしている光景をみた大人Cがどう思うのかって話ですよ。まともな大人なら「なんて微笑ましいのだろう」と思うことだろう。保護者視点とでもいうのだろうか。フレンズたちの純粋な反応は『よつばと』のよう。そして私たちはその純真さに感動や尊敬の念を覚える。ストーリー、キャラクター、作画、音楽、それらは個々に評価されてしかるべきだが、純真さを愛する気持ちだけは誰であろうと認めるところ。だからケモフレを視聴するときは、何か壮大な、自然のような美しいものを観ている気分だった。まったく独自ではないが、話題作と呼ばれる作品のなかでは珍しいタイプ。まぁそれで納得して、終わりって話。