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ひぐらしのなく頃に業~猫騙し編~の感想と考察

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ひぐらしのなく頃に業~祟騙し編~の感想と考察 - GOD_SPEED_YOU

 

猫騙し編(14話~17話)

 

 

 

 

 

猫騙しとは

 元になっているのは「猫殺し編」でしょう。これは出題編の外伝短編小説で、私は読んだことないのですが、調べたところ、解答編の匂わせがあるというものらしいです。猫騙しも実際そんな感じで、このエピソードを境に解答編が始まるのかなと思ってます。

 また猫は梨花のアイコンでもあり、梨花を騙すという意味も含まれていると思います。最後は逆に騙し返したという感じでもありましたけど。

 

梨花の目的:ループを抜け出す

 原作では、ループしているのは羽入の力でしたが、今回羽入はノータッチどころか力を失っておさらばしてしまいました。一体誰がループしているorさせているのか、そもそもなぜループしているのか。

 

 羽生曰く、梨花がループを抜け出すには、神剣でそのループしている者orさせている者を殺すしかないとのこと。

 

やはり象徴的だったあのシーン

 梨花ちゃんは兎にも角にも、まずはその神剣が必要……だが見つからない。鬼騙し第1話の部活シーンのジジ抜きが宝探しに差し替わっていたのが、ようやくここで結びつきました。宝であるマジックペンは剣を意味し、梨花を出し抜いて勝者となったのが沙都子、しかし最終的には梨花にやり返されてしまう……というところまでまさに猫騙しの流れでした。

 

ループしているのは沙都子

 そう、ループしているのは沙都子でした。初見の箱をびっくり箱と勘違い。これは記憶を継承していなければ説明のつかない不自然な反応でした。

 

 自身のポカに気付いて急いで梨花を始末……することになるでしょう。しかし、鬼騙し、綿騙しでは死ぬ直前の記憶を失っていた梨花でしたが、祟騙し以降は羽入がすべての力を使って死ぬ直前の記憶も引き継げるようになっています。すぐに殺せば大丈夫……と思っているだろう沙都子を二重に出し抜いてるわけですね。

 

 沙都子の目的は、ループから抜け出そうとしている梨花を妨害することにあると思いますが、なぜそんなことをするのか。いくらなんでもリアル綿流しはやりすぎだろう。そのヒントは未来にあります。

 

 

高校生梨花

 実は今回の梨花ちゃんは過去作の梨花ちゃんとは別人です。

 ①5年前の雛見沢とは違うと言う羽入、②聖ルチーア学園の生活を懐かしむ梨花、これらのことから、ループに入る直前の梨花は高校生だったと思います。小5~小6の5年後ですので高2~高3くらいですね。

 

 重要な局面で的確な助言をしていたのも、祭囃し編(ハッピーエンド)を経験していて正しい選択肢を知っていたからなんですね。公式サイトでも大人梨花ちゃんが描かれてます。

 

 

 聖ルチーア学園は、原作で詩音が通っていた、雛見沢の外にある全寮制のお嬢様学校です。「うみねこのなく頃に」でも登場し、世俗から切り離された監獄のようなところ、という描かれ方をされています。マイナスイメージしかないところですが、今作では「そこにいた」くらいしかまだ触れられていません。

 

  高校生活を楽しんでいた頃に、梨花か雛見沢のどちらかに問題が起こり、今回のようなことになったのだと思われます。

 

業の意味

 沙都子が記憶を継承してループしているのなら、あのリアル綿流しのシーンは真意を語っていたのでしょう。真意とはつまり「雛見沢を出ていったお前が悪い」ということです。オヤシロ様に言われて代わりに巫女になったとも言っていましたね。つまり沙都子はオヤシロ様の代行者で、梨花の罪、業とは「雛見沢外出罪」ってことになりそうです。

 

 筋は通りますがウーンって感じ。痛い目合わせるにしても遠回しすぎるし、梨花に関係のないところで事件が起こりまくっている。それに沙都子の意思がまだ不鮮明だし、当の沙都子が首を掻いていたことも気になる。中高一貫の聖ルチーア学園で、高校からだとしても1年2年経ってなぜ今なのかという疑問も浮かびます。というよりそもそもオヤシロ様はそんなことはしないでしょうよ。

 

 現時点で言えるのは、羽入のような(てか羽入かも)超越的な存在、力が、関わっているということです。

 

強制発症

 今作で目立っている突然の発症は、其の四で登場した強制L5発症注射によるものだと考えられます。

 ただどうやって入手したのでしょう。研究所まで忍び込むのも大変だし、注射器の入っているトラックケースには鍵もついてます。そもそも入江が存在を把握していなかったものをどうして沙都子が知り得るのか。

 空白があったので誰かがすでに持ち出していて、それを沙都子がパクったという可能性もあるっちゃあるか……。でも実際入手したとしてもどうやって接種させるんだろう。気絶させればいいか。でもトラップマスターとはいえ大の大人、たとえば赤坂や大石の不意をつけるのか。

 

 そもそもなぜ強制発症させなければならないのか。動機もわからない。赤坂なんか地元の人間じゃないし恨みを買うこともないはず。梨花ちゃんとちょっと話しただけ。

 

鷹野富竹の失踪

 毎回あった鷹野富竹の失踪は、実は鷹野がフラッシュバックを起こして罪の意識を持ち、組織上層に自首をするため、組織にバレないように雛見沢を脱出していたためだということが判明しました。要は、クーデターやーめたということです。今回組織の面々は蚊帳の外なのかな?

 

 

 

感想と展開予測

 おもしろかったー。これまでは既存のエピソードを最後だけ変えただけで、それ以外の部分で退屈を感じることもありました。猫騙しは全編新規で、見応え抜群!! なんといってもあの2話目……。すさまじかったー……。シリーズ史上に残る惨殺劇でした。3話のリアル綿流しも丁寧なグロ描写でよく放送できたなと。旧アニメの中止騒動を思い出しました。

 しかし梨花ちゃんかわいそすぎない……。100年以上も惨劇を繰り返してようやく雛見沢を出れたと思ったら、態度が良くないからまたやり直しとか……。もう許したれよ。

 

 次回は郷壊し(沙都子壊し)編と名のつくように沙都子視点、あるいは5年後の雛見沢で何があったかが語られることになるでしょう。もしかしたら梨花だけでなく沙都子や他のメンバーも5年後からやってきたのかもしれません。

 

 

 

 

 ぶっ飛んだ予想を立てるなら、やはりこれまでの例にしたがって、聖ルチーア学園で梨花の精神がいかれた説。そして雛見沢懐かしいなぁとなって、自らの意思でループに入り込んだ……。なんというか梨花ちゃんに切迫感があまりなくて、雛見沢勘弁してよ~って割には日常では普通に楽しんでいるようにも見えるし。

 

 展開的に、賽殺しに近い。ハッピーエンド迎えたけども、後日談で全く別の世界に入り込んで悪戦苦闘みたいな。最終的にキーとなる人を殺せばクリアみたいなところも同じ。羽入が早々に退場したのも、梨花に考えさせるためという戒め的な意味のため、とか。

 

 当たり前の日常は尊い、誰か知らない人が自分の賽を振っているみたいだ、みたいなクサイセリフからも、過去を受け入れつつ梨花の意思を押していく感じになるんだろう。サブタイトルも「業」から「卒」になるみたいだし、シリーズ大団円的な感じかな~。

 

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